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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



と、感想はそれだけ…
何となく、文章を読んで、ポィとゴミ箱に行ったと思うのは、ぁたしの気のせい‥じゃ無いと思う・・



「しかし…
早乙女氏の素の格好、あまりにも若作りじゃ無いか?
俺は本当に学生にしか見えなかった」


「それ‥本人には禁句…
かなり見た目を気にしてるから、私でもその事だけは、避けて通ってる」


「げっ!?
俺本当に命無いかも…」


胸元で十字を切って、本気で拝んでいるオリバーさんが面白い。


オリバーさんから見ると、紀永はかなりの恐怖の対象らしい。



「くすくす…
言うと、オジサン発言を連発されるのよ…
だから、気を使って言わないだけ」


「20才の娘が居るんじゃ、オジサンだろう?」


「まだ36だよ?
丁度、微妙な年齢だから困るじゃない……」


「は?
36!?
20才の娘が居るんだから、40は超えていると、俺はずっと思っていた・・・」


「オリバーさん、調べたんじゃ無かったの?」


確か調べたって言ってたよね??



「・・・
調べたのは美紀さんの方だけで、早乙女氏は調べていなかったんだっ!」


「あら……」


そっか…
早乙女会長って正体バラしたんだから、調べる必要無いよね‥謎だけど有名人だし…



「ともかく、今の話は夜にでも連絡入れとく…
特に何も無いとは思うけど、こう‥焦っているような雰囲気だったから」


「俺が言った数々は、絶対内緒でっ!」


「くすっ…
今、オリバーさんが居ないと私が困るから、言わないよ?」


「需要で考える・・」


あ…
本気でうなだれちゃった…
米国人のオーバーリアクションって、見ていて飽きないなぁ……


特にオリバーさんは、リアクションが激しい方だし、少しだけ困らす方が面白い‥なんて言えないけどね。


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