この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



『無駄に拡大して、共倒れは後免被りたいと私は思うがね…
それで無くとも未だ増えているんだ、そろそろ手を引くところは引かないと、グループ全体のバランスが崩れてしまう恐れがある‥だから拡大には否定派なんだよ』


「それも分かってるから…
そう、話は変わるけど報告の方……」


『・・良い話??』


これ‥良い話なのかな?



「どうなんだろ?
前に話していた、簡易版プログラムが出来上がったの」


『縮小軽量化の簡易版かい?』


「うん、既存のどのプログラムにでも合わせられる‥だけど、元々あのプログラムから簡易版を作ったから、プログラムが似てるのよ…
MITで公表しようかとも思ったんだけど、あまりに似てるから何か言われそうで……」


『もしかしてこっちに??』


「・・紀永に預けた方が良いかなって…
プログラム自体は、100回程テストをして、全てクリアーしてるし、仕上がりも完全‥なんだけどね」


パクりとも思われたく無いし…
此処は、紀永に預けた方が良いかなって思った訳。



『構わないよ…
美紀が完全と言うのなら、不具合すら無いのだろう……
こっちに流してくれれば、ザッとチェックしてWitch of the fingertipの名でまた登録する』


「バレない為にも、その方が良いよね…
後は紀永に任せるから」


やっぱりWitch of the fingertipと、MITの早乙女美紀は別人と思わせておきたい…
勿論、後々の為に……



『そういう方向は任せて?
悪いようにはしないし、美紀の得になる方へ手続きはするから』


「そこは信用しているよ紀永を…」


『ああ…
当たり前だよ‥美紀の為だからね』


「・・・うん・・・」


相変わらずだなぁ…
さり気ないところで、さり気ない言葉だもん。


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ