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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



「美紀さんのぬくもりも温かい…
俺の方が人恋しかったのかな?」


「オリバーさん、彼女は??」


「居ませんよ…
フラフラで作る暇も無い、こういう仕事だから、作る気もあまり無いが本当のところかなぁ?」


ターゲットマークやボディーガードが主な仕事だ、何時殺されたって文句も言えない…
だから、特定の女性は作らないようにして来た。



「ごめんなさい…
私‥余計な事‥聞いちゃった……」


「・・俺も彼氏がなんて言っちまったし、イーブンって事で……」


「ぷっ‥イーブン……」


漸く、胸元から顔を上げ、俺を見てくれる…
穏やかな表情……



「・・・
綺麗ですね美紀さんの黒い瞳は…
俺から見れば、日本人の瞳は神秘的に見える」


「私は、オリバーさんの青い瞳の方が綺麗に見えるよ…
日本じゃ、青い瞳なんて、あまり見られないから」


「普通でしょう」


国内、青い瞳なんて沢山居る…
俺から見れば、目の前にある美紀さんの瞳の方が、綺麗で神秘的。


黒人とはまた違う、吸い込まれそうなと言った方が良いような、濡れたような黒い瞳。



「こんなにはっきりと、青い瞳を見たのは初めてだから‥透き通っていて綺麗だなって……」


「そう??」


そんな風に言われたのは初めてで‥だけど…
俺‥美紀さんの神秘的な瞳から、目を離せないんだが……



「・・・・・」


一度だけで良いと思った…
ただ一度だけ、その小さく柔らかそうな唇に触れて見たい‥と……



「・・あっ・・・」


「・・思った通り‥柔らかい……」


何度か触れるだけのキスをして……



「ほらっ!
後ろ向く!!」


「え??」


これ以上はいけない、そう思い…
美紀さんをクルッと後ろ向きにさせ、背中から抱き締めた。


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