この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



「俺だって男なの!
こんな事をしてたら本気になっちまう…
彼氏が居る女性に、手を出す訳にはいかないでしょう」


「それは‥うん、そうだよね」


怖がりもしないし、抵抗もしない…
ただベッドの上で、2人こう‥と言うか、俺が抱き締めているだけ。


本音を言えば……


アップにしているからこそ見える、柔らかく吸い付きそうな首筋に、唇を這わせたいとか、そんな魅惑的な欲望もあるが、絶対我慢だ俺っ!


キスだけでもギリギリ…
その先に行ってしまったら、また美紀さんの信用を失う事になりかねない。


欲望をある程度は抑える事は出来る、そう訓練を受けた…
欲望の赴くままになんかやってたら、FBIなんか務まらん。


抑えるのも堕とすのも訓練の内…
内部捜査が主だ、そういう方向性の訓練だってある‥人には言いたく無いが……



「・・背中‥温かいです・・」


「俺も…
美紀さんの体温、物凄く温かい……」


もう少しだけ‥美紀さんの腰に回してる腕の力を強くして…


本気で力を入れてしまったら、折れそうな程細い腰…
それに‥驚く程、体重が軽いのを俺は知っている。


あの誘拐紛いの事をした時、MITから連れ出すのに美紀さんを持ち上げた。


最悪、担いで密かに学内から抜け出そうと思っていたのだが、あまりの軽さに横抱きのまま学内を通過‥それくらい美紀さんは軽い。


こんな華奢で軽い女性が、20才の秀才とは…
しかも今は、海外の大使や大手企業トップさえ、簡単にあしらう程の強さ。


だから俺は心配で、つい仕事の範疇を超えて、色々と構ってしまう。



/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ