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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



「すっ‥すまんっ!!」


慌てて腕を離し、少し身を引いたが‥後の祭り…
抑えていたつもりだったんだけどな、それ以上を望みたいという欲望を……


これじゃ完全に丸分かりだ‥情けない。



「ほら‥やっぱり俺も男だから…
女性にくっ付いていれば‥‥ああー違うっ!
誰にでも見境無く欲情しませんって!!」


なんか‥‥支離滅裂だ俺・・・



「・・・
それは・・・私だからと・・・言いたいの??」


「あ-…
俺、美紀さんは嫌いじゃ無いですよ、その‥放っとけないと言うか…
だけど、彼氏が居るのに、手出し出来る訳無いでしょう!
しかも肌身離さず指輪をしてると知っているのに……」


「・・・・・」


言うに事欠いて、なんて事を言っちまったんだ…
これじゃ‥さも手を出したいと言っているみたいな‥‥言い訳も通用しなそう・・・


慌てて口が滑った・・・



「・・・
そうですね…
身体を預けるは‥出来そうに無いです……
でも‥これくらいは出来ると思います」


「えっ?
ちょっ!
美紀さん!?」


もう慌てるどころの騒ぎじゃ無いっ!
美紀さんは、あろうことか、俺のズボンに手を掛けて……



「・・んっっ・・」


躊躇い無く俺のモノを取り出して、その小さな唇と舌で……



「くっ・・・はぁぁ!」


たまらず声が上がる…
まさか、こんな行動に出るなんて‥少し硬く大きくなってるモノを両手で掴み、先端を舌でチロチロ舐められたら、俺の理性が吹っ飛びそう。



「んっちゅっっ…
口で諫める事くらいなら私でも……
んっっ・・」


「そんな‥はぁ‥‥無理をしなくても・・」


「無理はしてないよ…
でも‥オリバーさんが辛いのは嫌だから・・」


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