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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第9章 Witch of the fingertip-指先の魔女-



「も‥もう…
はぁはぁ‥‥美紀‥さんっ!」


「うん‥良いよ‥‥」


口の動きが早く…
それに、両手で掴んでいた部分まで動き出して、もう無理っ、保たないっっ!!



「ぐっっ‥‥あぁぁっ!!」


「・・ん"っっ!」


ドクッと、美紀さんの口の中に白濁を出しちまった‥それも何度も・・



「はぁはぁはぁはぁ………」


「・・・
んっっ・・・」


喉が動く…
俺の出した白濁を飲み込む仕草……


それに何だ?
この見た事の無い表情…
うっとりと白濁を飲み干し、俺に向かって少し笑ったように流し目で見た思ったら‥最後に残っていた白濁の残滓まで、舌で掬い舐め取られた。


ゾクッと‥‥する…
今まで見た中で一番大人びた表情、その魅惑的な瞳が妖艶に輝いているよう。



「・・・くっっ!」


思わず美紀さんの腕を引き、やはり飲み切れ無かったのか、口端から流れる白濁を親指で拭き取ってから、奪うように口付けた!



「・・んっ!
今は‥まだっ!!」


「俺が出したもんなんだから良いのっ!」


少し苦い味を噛み締めながら、素早く美紀さんの小さな舌を絡め取る…
この小さい舌が、俺のモノに‥そう思うと、絡め取った舌を離す事が出来ない・・



「んっ・・はぁ‥んっっ!」


「ふっ‥んんっっ!」


不味い‥歯止めが効かなくなりそうだ…
もっと舌を絡ませ合って、口内全てを蹂躙して‥それから・・・



(・・・
堪えろ俺っっっ!!!)



それをしては駄目だっ!


もし、このまま美紀さんを本能のままに犯してしまったら、取り返しの付かない事になるっ!!



「・・ちゅっ‥はぁはぁ‥‥‥」


「あっ・・・」


なけなしの理性を総動員して、漸く俺は美紀さんから唇を離した…
余韻の銀色の水糸を引きながら。


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