この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第10章 久々の帰国は大騒ぎ?
「なんだ?
随分嫌がるな??
魔女外交より、パーティーの方が気楽だと思わない??」
「・・・
パーティーだけなら…
苦手なのは、ドレスコードの方、そんなの着たら………」
あっ!!
これはオリバーさんには言って無い、そしてゆーさんだって、気付いているのかも分からない事なのに…
ドレスを嫌う理由…
それは背中の傷痕‥そう、彼奴にやられて残った鞭打ちの残り。
殆どの傷痕は消えた、1年掛かったけど…
でも、背中のあの傷だけは酷く、1年経っても少し薄くなっただけ。
先生は、美容外科で完全に消える方法があると言った、日本国内で唯一そんな場所があるって…
でも、先生の話をぁたしが拒否したんだ‥後悔と戒めの為、この傷痕だけは残そうと・・
だから、未だに背中には、はっきり分かる傷痕がある。
オリバーさん曰わく、魔女外交は良いよ、基本がスーツ姿だから…
だけど、ドレスコードのあるパーティーは、ちょっと辛い。
Witch of the fingertipとして、パーティーに呼ばれる事もあるんだけど、絶対に行かない‥と言うより行けないが理由。
「???」
「・・何でもない…」
言いたくない、傷痕の話は…
ぁたしの過去の後悔だから・・・
「ねぇ、みっきー…
部屋からまた……」
「え?
・・あーー
今日も・・・」
「???」
ぁたしの部屋から、微かに聞こえる機械音…
あれは複合機の音‥という事は、思い出すものは1つ。
「絶対に、その内部屋中が紙で埋まるんだからっ!」
そう、日本からの送信…
さっきの、使用許可の話。
それにしても‥ゆーさんもしかして、話を変えてくれた??
・