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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第10章 久々の帰国は大騒ぎ?
「・・・・・
美紀さん・・・」
「はい??」
え?
オリバーさん‥真剣な顔…
どうして??
「これ、ちゃんと見た?」
「・・殆ど見て無い…」
な‥なんか、盛大な溜め息を吐いているし!?
「一見無造作に送っているように見えるが‥ほれ……」
「・・・・・」
持っていた紙を1枚ぁたしに…
「良く見てみ?
日本語だから全ては分からんが、良さそうな場所にはチェックが入っている…
送って来てるのは全部だとは思うけどなぁ……」
「・・本当だ…」
「これだけの数をチェックするのは、大変だと思うぞ俺は…」
「・・・・・」
これが送られて来るのは、決まって夜の22時…
つまり、日本で言ったら朝の8時、流石にそんな時間に秘書さん達は動いて無く‥という事は全て紀永が??
「全部送られて来るのは、自分でも良さそうなのを探せって事じゃないか?
ちゃんと見た方が良い、美紀さん…?」
「・・
うん、そうだね…
どうやら、少ない時間を割いてくれてるみたいだし……」
「・・・
手伝ってやっから、仕分けくらいするぞ」
「分かった……」
それから1時間くらい掛けて、オリバーさんは日本語の文字がまだ微妙らしく、チェックを入った分を、ぁたしは他の分を見ながら仕分け。
「しかし…
日本語って、平仮名カタカナ漢字だったか?
なんでこんなに文字が多いんだ??」
「うーんと…
中国から入って来た漢字と、日本独特の平仮名、英語などの外来語みないなのを日本語に直したのがカタカナ‥って捉え方かな?」
和製英語とか、同じ漢字でも国が違えば意味が違うとか、かな文字とか、細かい事を言ったら、余計混乱しそう‥絶対。
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