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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第10章 久々の帰国は大騒ぎ?



MITにNASAにホワイトハウス、それにリストアップ…
本当に目まぐるしい半月、それでも全部こなしたよ、特にリストアップは全力で……



「・・送信完了……」


日本に一時帰国する前の最後になる、ぁたしがリストアップした分の返信。


数的にそう多く無い、絞り込んで50契約程…
紀永のチェックの他に、10くらいだったかな?こちらから選び、決まったのがこの数。


紀永からの返答は、日本に行ってから聞こうと思ってる、直接聞いた方が絶対に良いから。


それよりも……



「ゆーさん?」


「ん?
何??」


リビングで普通に寛いでいるゆーさんに、ぁたしは最後に確認したい事がある。



「・・本当に日本に行かないの?」


そう、ゆーさんはこの一時帰国に行かないで、米国に残るとそう言って、ぁたしの言う事は聞いてくれない。



「10日間だもの戻ってもね…
次いでだから、10日間米国観光でもしようかな?」


「ゆーさん……」


「みっきーは、忙しいのでしょう?
豪華客船で御披露目だったよね、それに私が付き合っても仕事無いし…」


「でも、会いたい人とか居ないの?」


「居ないわよ…
みっきーと違い、私は天涯孤独‥両親は早くに亡くなってるし、兄弟も居ない……
それに、この年になると、学生時代の友達に会うのも一苦労、みーんな家庭持ちだもの」


聞く度に、こうして行かないの一点張り…
本当に会いたい人が居ないの??


ゆーさんって、もっと友好関係は広いと思ってた、なのに会いたい人も居ないから、こっちに残る‥もう頑固な程に…



「・・そっか…
無理して、ゆーさんを連れて帰りたい訳じゃ無いから」


「みっきー…」


「じゃ、10日間こっち宜しくゆーさん…
遊びに行くんなら‥Disney??」


「さあね?
此処の管理は任せて?
日本で少しはゆっくりして来なさい」


「うん‥何とか数日は空くから」

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