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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第10章 久々の帰国は大騒ぎ?



本音を言えば、その数日の方が目的なんだけど、流石にゆーさんに話す気にはなれない。


御披露目はともかく、ぁたしのだった1つの願いの為に、日本に行くんだから・・・




半月なんてあっと言う間……


ぁたしは日本に向かうべく、国際線に乗る為にワシントンまでやって来た。


何故って?
飛行機のチケットは、オリバーさん‥いや、米国政府が用意してくれたのが理由。


本当にWitch of the fingertipをやってから、米国と言うか政府からの対応が良過ぎ、ぁたし自身も少し困っているけどね。


押さえくれたのがファーストクラスだったので、VIPルームで時間待ち、何だか紀永並の高待遇。


それに、ワシントンだからオリバーさんも来ているし…
ぁたし今回は本当にプライベートなんだけどな?



「・・でも、オリバーさんのお見送りなんてね」


「まぁな…
少々話もあったんだ…
帰国前に全てが揃って良かったと言うところか」


「話?
それに揃ったって??」


ソファーに座りながら、ぁたしは不思議顔をしてると思う、オリバーさんが言う意味がよく分からない?



「ん"っ・・・
米国政府は、Witch of the fingertipこと早乙女美紀様を、国家的重要人物として指定し、国家が全力でバックアップ並びに保護、そして米国の外交特権の施行…
日本国内で地外法権区である大使館・米軍基地への自由な立ち入り、一部米軍への命令権‥‥などなど米国大使並の権限が行使出来るようになった訳」


「・・・・・はぁー!?」


何そのむちゃくちゃな権限!?


在日大使並…
それって、政府首脳並じゃないの!?


なんで、そんな事になってる訳!?!?


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