この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第11章 早乙女会長のお嬢様



「・・・・・」


はっきり言って何も言いたく無い…
スーツから宝飾品小物全てが高級品揃い。


早乙女会長の娘として出るんだから仕方無いけど、Little Witchやるより肩が凝りそう‥どこまでも庶民感覚が抜けないなぁたしって……



 "コンコン"



「着替え終わったかい?」


「うん、大丈夫…」


確認してから、紀永が部屋に入って来た…



「・・流石・・・」


何の問題も無く、早乙女会長に早変わり…
しかも何時もより少し派手めなスーツなのに、違和感無く着こなしてるし……



「・・似合うね…」


「そう?
変なところ無い??」


「全く…
綺麗なお嬢様だよ…
最後に1つ、船に乗ったら呼び捨ては無し、流石に不味いからね」


「あっ‥そうか……」


父親に向かって、紀永って呼び捨ては違和感がある‥じゃ、なんて呼ぼう??



「うーん…
難しいな、ずっと紀永だったから……
・・・会長‥で良いかな??」


「無難な選択かね…
変に呼ばれるよりは、私もやりやすい」


「・・・・・」


もしかして‥米国での『お父さん』発言がまだ効いているとか??


本気で勘弁して欲しい顔だったもんね…
最大妥協で会長、でも今の内に馴らしておかないと、卒業後日本に本格的に戻って来た時にぁたしが苦労する‥ぁたしが思う通りになるならば……



「それと、遠藤の方も…
せめて伊織さんくらいに格上げして欲しいね、向こうにも様付けは止めと言ってある」


「それは分かるから…」


何時も"遠藤さん" "美紀様"だったし…
だけど、正式に早乙女外戚として出るんだから、お互い変えないと不味いのは確か。



「良いね?
さて、行こうか…」


「ええ‥会長……」


ぁたしも紀永も、切り替えは得意…
しっかり早乙女会長とその娘として、そして遠‥伊織さんも連れて、夜の客船へと向かった。


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ