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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第11章 早乙女会長のお嬢様



「ん・・・・・」


行為後に、まったりとキス…
怠さがまだ抜け切らない間に、こうキスし合う余韻を感じながら・・



「んん‥ちゅっっ‥‥」


「くすっ……」


虚ろな瞳だが、喜んでキスに応える美紀の姿…
こういうのは、恋人同士ならではと思う。



「眠れそうな顔だね?」


「うん‥少しだけ…」


横に避けて寝転がれば、美紀が身体をくっ付けて来る、そして‥繋いだ手は離さないまま・・



「久しぶりに‥あたたかい‥‥」


「そうだね‥‥」


美紀のぬくもりを感じながら、行為の怠さと朝からの疲れで、自然と眠りへと落ちてゆく・・・・・







「・・・・・」


ん‥?
ぁたし、あのまま眠っちゃったんだ…
でも、まだ暗い何時だろう??



「・・・・・」


紀永はぐっすり眠ってる、そうだよね多分まだ深夜、ぁたしの方が時差ボケで眠りが浅かったみたい。


そっと‥‥気付かれないように指を離し、無いよりマシとあのネグリジェを持って隣の部屋へ…



「・・まだ4時……」


結構寝てたんだ…


寝れたような寝れないような飛行機の中から、暇が無い程の日本に着いてからの強行軍、そして紀永とのセックスで、本気で疲れが出たみたい。


とりあえず着る物は着て、先ほど落としたシルクの布を羽織り、もう一度何か普通に着れる服が無いかとクローゼットを物色。



「・・これが一番無難…
と言うより、みんなで子供扱い??」


一番マシと選んだのは、多少フリルの付いたフワフワのワンピース…
透けているネグリジェに、フワフワのワンピース、昨夜叔父様の趣味ってわかりにくいよ??


一度シャワーを使ってから、泣く泣くワンピースに着替え‥見えない分少しマシ?落ち着く??そんな感じ。


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