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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援



『全て‥‥私のせい・・・』


・・・・・紀永・・・??


どうして・・・そんな辛そうな声で・・・・・


紀永が悪いんじゃ無い・・ちゃんと助けてくれたでしょう?


それに、あんな場面を見てしまって、外に出たぁたしの方が間違っていたのに・・・



『だいじょう‥ぶ‥‥』


だからぁたしは、だるい身体を無理やり動かし紀永に触れて・・・


でも‥触れた指先が熱い‥‥‥指先から身体全身に、熱さが広がっていく・・・・・



「・・あ‥つい‥‥」


「美紀!?」


「からだが‥‥あついの‥‥‥‥‥はぁ‥‥‥」


あの男達の時は意識半分、感じ過ぎて良く分からなかったけど…
こうして紀永に触れてしまったら‥‥身体が熱くなる、これがどういう身体の熱さかぁたしは知ってる・・・



「・・・紀永‥‥‥私・・・・」


「・・今、主治医が美紀に打たれた薬の成分を調べている…
辛いのは、もう少しだから・・・」


「・・・そう」


薬‥‥‥


あの腕にチクッとした時に、ぁたしは薬を打たれた。


この感じ‥知ってる…
桜達を見ていたから。


多分にドラッグ、それも性的な方の‥‥
だってぁたし、目の前の紀永が欲しいと思ってしまっている‥‥男として・・・



「・・・はぁぁ‥‥」


駄目だよ‥ぁたし‥‥


こんな場所で‥‥


うろ覚えの記憶だけど、朔夜叔父様に伊織さんも居た…
だから紀永を求めちゃいけない‥ぁたしと紀永は親子、それを崩しちゃ駄目・・・



「・・お願い‥‥少し‥離れて‥‥‥欲しい・・・・・」


一番良い方法…
紀永を見なければ、ぁたしはただ薬に耐えるだけで済む‥これ以上紀永の負担になりたくない・・・



「・・ああ‥‥‥」


椅子から立ち上がって、紀永は離れてくれた…
後は、私が我慢すれば良いの・・・


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