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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援



あっ・・・着信音・・・



「はい・・・」


『話は付けた、沖縄の嘉手納基地にあり、今そっちに向かってる…
客船にも連絡済みで、屋上のヘリポートに着陸許可も下りた、それで美紀さんの現在位置‥客室は?』


「最上階最奥の‥‥ロイヤルスィート・・」


『OK…
なるべく他の乗客に見られないよう、最短で向かうらしい…
フランス船籍だしなぁ、そこに米国軍のヘリは少々不味いって訳』


「うん‥‥そうだよね」


他国籍の豪華客船だもん、軍が乗り込むって不味い‥‥くらいは分かるよ。



『人数は5人、担当中佐と次官それに軍医が3人、ギリギリの人数だが仕方無いんだ』


「うん・・・」


『もう少し耐えて美紀さん…
それに・・・』


「え??」


『いや‥‥なんでもない…
今はヘリを待ってくれ、後は軍医が処置してくれるさ』


「ありがとう、オリバーさん」


無理‥押し通してくれたと思うから・・・



通話を切って一息…



「・・向こうはなんと??」


「沖縄から‥‥来て‥くれるって‥‥‥」


「そうか・・・」


「よく米国が動いたな」


「そうですね…」


多分‥オリバーさんが持たせてくれたあれ…
大使用のパスポートと、国家的重要人物指定‥‥それが米国を動かした。


ぁたしの身の安全を完全に保証する、最強の免罪符…
オリバーさんに連絡を取ったのもあるけど、米国軍が動くなんてそれしかありえない。



「米国は美紀の見方だからね、かなり無茶な事でもごり押しする…
本当は米国に居た方が、美紀に取っては安全‥全力で美紀を守るだろう」


「Little Witchか?」


「ああ‥‥‥
警察だろうが軍だろうが、諜報機関を使ってでも、完全に美紀を守りサポートする事に政府は躊躇いはしない…
それだけの地位を、米国政府から与えられいるんだ」


「・・・・・」


紀永の言う事は嘘じゃないから、ぁたしからは何も言う気は無い。


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