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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第3章 海外留学



必要な話だったので、美紀に言ったが、やはり少し不安そうな瞳・・


早乙女の名は重い、美紀はそれを重々承知しているよう。


本当に今日明日の話では無く、月単位の話だったのだが……



「それで、何時やるの??」


「それは美紀次第になるとは思う…
MITに合格したとして、一時的にでも日本に戻って来れるかどうかで、変わって来るしね」


「そうだよね…」


「あまり深く考え無い…
手配なら私の方で全て済ますのだから、美紀は居るだけで構わないよ」


「でも・・・」


前に概要だけ話したのが不味かったか?



「・・そうだね・・」


椅子に座っている美紀と、目線を合わすのに屈んで…
両手で頬を少しだけ摘まんで引っ張って見た。



「少しは愛想笑いが出来てくれたら楽‥かな?」


「紀永・・・痛いし・・・・・」


手を離すと、ちょっと怒ったような美紀の顔…
ついつい笑ってしまう。



「・・ぷっ…
まあ‥何か手は考えるよ、まだ十分に時間はあるから」


「最低限の愛想笑いくらい出来るよ!
全く・・・」


「おや…
本気で怒らせたかな?」


「怒ってませんっ!」


そんな美紀を見て、私はまた笑う…
こうして美紀と居られるのも後少し、幾ら私だとて米国までは、そうそう追い掛けられるものでは無い。



「それから、遠藤から話は聞いた?」


「一応・・・・・」


これもまた渋い顔…
私の伝手を使い、遠藤に任せていたら、見付けて来た物件は、MIT近くのマンションの最上階のコンドミニアム。


数年契約で、必要な家具や必要品は既に搬入済み、後は美紀の意見を聞くようだ。



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