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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援

空軍の軍服…
オリバーさんが言っていた5人の駐留米国兵…
「Little Witch?
辛いでしょうが、失礼ですが確認させて頂きます」
「・・・・・はい」
多分、軍医の1人がぁたしの手に触れる・・
「・・・っ!!」
ビクッとした感覚、少し治まっていた身体がまた……
「確認取れました…
Little Witchご本人です」
指紋照合…
今のぁたしは、まだドレスのお嬢様の格好のまま、これじゃ分からないよね。
「早速治療の方を…」
「はっ中佐」
手際良くぁたしの指に針を差し、微量の血液を採取し検査。
快感も痛みも普段以上、だけど痛みは次第に快感に変わっていく‥息が上がるのを抑えられない。
「結果‥Bドラッグに適合…
直ぐに、中和剤と点滴を開始します」
「ああ、だが慎重にやれよ」
小型のケースから注射器を1本、それをぁたしの腕に…
その間に、バラして持って来ていた点滴セットを、慣れた手付きで組み立て、注射器から外した針に付けた。
「中和剤が効くまで暫く掛かります…
何せこのドラッグは威力が強い、良く我慢していましたLittle Witch」
「‥‥我慢‥には‥‥慣れて‥いますから‥‥はぁ‥」
「普通は発狂ものです…
失礼、俺は嘉手納基地空軍中佐ハリス・ビー、本国でオリバーの奴と上官と下官をやっていた時期があります」
「・・オリバー‥さんの??」
軍にも居たんだ…
何でも出来るんだね、オリバーさんは……
「・・・
彼奴‥オリバーの奴が、あんな喧嘩越しで連絡して来たのは初めてで、正直俺でさえ驚きました」
「・・・・・」
「どこか遠くを見るような‥それでいて本心は明かさない、人を食ったような性格…
それが今回に限って怒鳴り半分‥‥彼奴は貴女の事が本気で心配だったのでしょう」
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