この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援



「もう少し点滴は続けますが、過敏になっていた身体は多少は落ち着いている筈…
眠れるのだったら、眠ってしまった方が良い」


「・・・・・えぇ」


「中和剤でかなり緩和されていますが、薬が完全に抜けるにはまだ時間が掛かる…
眠ってやり過ごせるのなら、それが一番楽な方法です」


「・・眠れる‥かな??」


「では、薬に影響の無い睡眠薬を打たせて頂きます…
・・容量は半分で睡眠薬を……」


「了解しました」


眠ってしまった方が楽‥その通りだとは思う…
でも、心配している紀永達も気になるし……



「その‥‥向こうに説明は?」


睡眠薬の追加処置をしているのを横目で見ながら、ハリスさんに必要な事だけは聞いて見る。



「機密に触れない部分の説明はします…
この中和剤自体機密事項で、どういう物か説明は出来ない、経過説明だけになってしまうのはご理解下さい」


「・・そうですか……」


多分、それで十分だとは思う…
後はハリスさんに任せるしか出来ないぁたし。



「Little Witchだったからこそ、本国から許可が下りた…
それだけ貴女は、米国に取って重要人物であって、今回の事も特例措置‥それと、在米フランス大使と面識があったそうですね、大使がフランスへ‥この客船の着陸許可を取ってくれました」


「トーマ大使・・・」


この客船の事を教えてくれた‥‥‥



「そうです…
ホワイトハウスからトーマ大使に、そこからフランス本国へ……
やはりLittle Witchは横の繋がりが強い」


「・・・
私は、私の出来る事をやっているだけ…
沢山の人に会いました‥中には険悪ムードな時もありますが、普通は割と気楽に話をしてくれる・・・」


「それが貴女の特権なのでしょう」


私の‥‥特権??


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ