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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援



「物怖じしないその心が、相手の心を開く…
普通こんな軍人がいきなり入って来たら、怯えるか不安がるもの‥それなのに貴女は俺達を見ても不安な目1つしない、だからこそこう気楽に話が出来る‥‥それが貴女の特権、相手の心を開く方法を自然に身に付けている」


「・・・私・・が・・・」


駄目‥眠気が…
もう少し、ハリスさんと話がしたかった‥‥のに・・・・・





「お休み‥‥Little Witch‥‥‥」


眠ってしまう事が、今の彼女に取ってベストな選択…


少し話をして分かった、何故オリバーの奴が彼女を本気で心配したのか。


放っておけない、それが一番の理由だろう…
顔写真だけは回って来ていたが、実際に会って見たら華奢でまだ子供みたいな少女な雰囲気・・


これが有名なLittle Witchかと、俺でさえ疑ってしまった。



「血中濃度安定しています…
そろそろ、薄める役目の点滴を外しても宜しいかと……」


「そうか…
点滴を外したら撤収準備、長々居る場所でも無い」


「了解」


部下に後始末をさせながら、先ほどの続きを考えてしまう。


どんな相手でも負ける事を知らず、能力は政府の折り紙付き…
そんな話は聞いていたから、どれだけの鉄の女かと思っていた。



「・・オリバーの奴が離れないのも分かるな…」


守らなくては…
彼女を見ていると、そんな感情が働く‥‥寝室の外で待っている連中も、同じ気持ちなのだろう。


1人は父親と書類にあったが、後の相手は知らん…
警戒と心配そうな顔をしていたところを見て、身内か何か‥彼女に近い存在である事は間違い無いとは思う。



(父親‥‥クラスター社の会長を敵に回すな…
そう命令が出ていた)


どうも‥敵に回したくない理由が本国にはあるらしい…
命令は命令、軍人としては命令は絶対、あまり当たらずに撤収したいものだ。


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