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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援



2時間近く経過して、漸く寝室の扉が明き、5人の軍人が中から出て来た。



「・・・
様態は安定の方向に向かっています…
明日の昼か夕方くらいまでには完全にドラッグは抜けるでしょう、俺達には此処までしか出来ません」


「そうか…
わざわざ沖縄からの乗船感謝する」


経過だけ…
詳しい事は話さない‥そう見て取れる、処置に辺り何だかの機密が含まれている‥米国は隠し事が好きな国だ。



「適切な処置をしましたが、まだ完全にドラッグは抜けてはいない…
今は薬で眠って安定中だが、もう暫く軽い中毒症状はある‥十分に注意する方が宜しいかと思われます」


「完全に中和する訳では無いのだな?」


「それに関しては黙秘させて頂きます…
情報公開はLittle Witchのみ、国防総省から命令を受けて任務に当たっていますので、機密事項にお答えする訳にはいきません」


「なるほど‥そこはまあ良い…
余談だが、このドラッグは軍内に広く広まっているとか?」


さて‥‥食いつくか??


「そう広まっているのは確かです」


可も無く、不可も無い答え…
向こうも、こちらを推し量っていると見る・・



「何故日本に…
そう思わないかね?」


「是非とも知りたいところではありますが、情報が少な過ぎる」


「・・・
その情報‥提供しよう…
そして日本国内に、あのドラッグを扱った米国人が居る可能性が高い」


「・・・
監視‥‥ですか‥‥」


「恐らく・・
使用した連中を捕獲している、だがルートに関しては全く口を割らない…
米国なら、口を割らす方法が幾らでもある‥違うかね??」


これは完全に掛かった…
交渉術なら、こちらが上、あの馬鹿共を排除する為にも、米国軍は確保しておきたい。


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