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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第13章 窮地と救援



「・・とにかく‥安心した・・・」


椅子に座り、ベッドに顔を付けて脱力している…
ぁたし、此処までオリバーさんを心配させたんだ、軽率な行動で……



「・・・
オリバーさん・・・」


「・・さっきの‥‥
俺も‥今の方が良い、何となくだけどそう思うんだ…
ほら、過去の俺って色々ヤバい事が多かったからさ、今が凄く楽しく感じる」


「楽しいの?」


「楽しいぞ俺は…
ボディーガードの方は、殆どやった事は無かった‥‥だから、余計にそう思うのかも……」


「・・・・・
ずっと‥‥オリバーさんと組めれば良いのにね…
だけど‥卒業まで後少し、やっぱり日本に戻るから、オリバーさんとの契約も・・・」


オリバーさんとは、ホワイトハウスという大前提がある…
だから、ぁたしが日本に戻ったら、契約解消になって当たり前。


仕方無いよ…
オリバーさんはホワイトハウスの特別管理官で、ぁたしはクラスター社に入社したい。



「・・・
そうだな…
もう少しなんだ・・」


「うん・・
私もオリバーさんと一緒で楽しかった…
知り合いも少ない米国で、オリバーさんは見方でいてくれたし、凄く気を使ってくれてるのも知ってた‥‥それにオリバーさんとの言い合い、結構好きだったよ」


プライベート限定だったけど、口の悪いオリバーさんとの会話、ぁたしも好きで乗っていた節だってある。


ゆーさんも含めて、楽しかった…
日本に戻ったら、ゆーさんとも離れる事になる、だって早乙女邸のシェフが本業で、今みたいなシェアのような関係は無くなってしまうから。



「もう‥少しなんだね」


「もう少しあるだろ?」

「・・・あっ‥‥」


久しぶりに、オリバーさんに頭をポンポンと撫でられた…
子供扱いと言ったら、ずっとやってなかったのに……


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