この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第14章 過去との再開
何時までも18才のぁたしじゃね‥‥紀永は嬉しいだろうけど…
それにLittle Witchの方もあるから、意地でも大人の女性になろうと頑張ったのは確か。
ホワイトハウスという、善悪混合な場所に出入りしていたら、知らずこういう感じになってた…
それが必要だったから。
でも桜を見てると、ぁたしは少し早過ぎたんじゃないかって…
少しだけ、桜みたいに‥そう思っちゃう。
「もうちょっとだけ、大学ライフ満喫すれば良かったかも…
殆ど勉強1本だったし、米国って言っても全然遊んで無いし……」
「ぅわー美紀が!?
めちゃくちゃ頭良いのに…」
「努力しないと合格すら取れないもの、あの大学って…
一番必死だった頃は、1日19時間くらい勉強漬け、それくらいして漸くって感じ」
「レベル高過ぎーっ!」
「そういう大学だもん」
MITはぁたしが選んだ、そこに後悔は無いよ…
だけど、ニューヨークにワシントン‥有名どころに行っているくせに、観光名所1つ行った事が無い。
そりゃまぁ‥ホワイトハウスも観光名所と言えば観光名所だけど……
「美紀ってさ、何目指してるの?
やっぱり早乙女会長??」
「うーん…
簡単に言えばそうかな…
だけど同じのようで違う、ぁたしの得意分野と紀‥‥早乙女会長の得意分野は、近いけど違う、それを上手く生かせないか、最近はそう思ってる」
「なんだか私には分からないくらい、凄い事になってるし…」
「んー
似てるんだから、合わせれば良いって感じかな?」
2人合わせれば、とんでもない物が出来上がるのは実証済み。
残るは、ぁたしの外交交渉術と紀永の経営交渉術、これも合わせられないかなって…
お互い別分野だから、合わせれば……
でも、事業拡大に反対路線だから、ぁたしの出番は無し…
日本ではLittle Witchは使わないつもり、繋がりが大き過ぎるから。
・