この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第15章 憩いと1つの願い



「機内にアテンダントは付けて居ないから、気楽にしていれば良い…
それに、遠藤は後から来る事になるしね」


「遠藤さんも来るんだ」


「仲間外れという訳にもいかないだろう?
御披露目の功労と言ったところ、とは言っても同じ別荘の敷地内の別棟泊まりにはなるが…
ああ、夜にバーベキューと花火をすると張り切っていたよ」


「遠藤さんが・・・花火・・・」


めちゃくちゃ似合わない!


って言ったら、遠藤さん傷付きそう…


だけど本当に身内だけ、遠藤さんも身内と言ったら身内だもん、来て当たり前なんだよね。



(・・でも、このコースって……)


ぁたしは一度、紀永とのドライブで同じコースを通った事がある‥うん間違い無いよ。



「紀永‥向かってる場所って…」


「気が付いた?
一度美紀と行ったよね」


「やっぱりそうなんだ」


「もう少しで着くよ」


この山を登れば…
うん当たり、一番最初に紀永とドライブした時に連れて来て貰った場所。




「懐かしいね…」


「前に来たのは冬だったから…
やっぱり夏は綺麗……」


そう‥海を見下ろせる丘…
吉田との一件が終わり、冬休みに入って紀永と来た場所‥心の整理が漸く付いた場所と言った方が良いのかな?



「流石に人が多いね…」


「だってシーズン本番だもの…」


あの時は車1台、人1人居なかったけど、今は夏本番…
夏休み中だし、家族連れとか沢山居て駐車場も混んでいる。



(・・やっぱり写真なんだ…
この場所が好きって言っていたもん)


紀永はあの時と同じく、カメラを持って海を撮影…
ぁたしは柵ギリギリまで歩いて、眼下に広がる海を眺めてる‥これも前と一緒。



(また此処に来れるなんて……)


ぁたし自身の気持ちがスッキリした場所でもあるのかな?


あの日から、また絵が描けるようになったからね。


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ