この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第15章 憩いと1つの願い



「美紀??」


「えっ!?」


「画材道具を持ってくれば良かったかね…
美紀の好きな夏の海だったのに……」


「うん‥まぁ…
こっちの景色も良いし、遠藤さんが居る別棟からの景色も良いかなって‥もう1つ空いてるなら、そこからの景色も‥なんて……」


「カメラは持って来ているから、明日の朝写すよ?」


「本当?
じゃ、それに期待しようかな??」


「くすっ‥
任せて?」


やっぱり、言い出すタイミングが掴めないよ…


こんな穏やかな夜に、爆弾を投げるようなもんだもの、勇気と覚悟がいる、それも物凄く……


紀永はソファーに座ってのんびりしてるし、ぁたしは窓際に立ったまま…
この立ち位置も悪かったとは思う‥微妙な距離感・・



(・・どうやって言い出そう・・・)


こういうのって、タイミングがズレたら凄く気まずいし…


更に言えば、船上パーティーの件があったから、余計に言い出しにくくなったのは確か。



(紀永のキスシーンもだけど、不可抗力だったとは言え、男に好きにされていた姿を紀永に見られた訳だし・・)


イーブンと言えばそれまでだけど、ぁたしも紀永もお互いに、他の男や女に絡まれている姿を見るのは嫌だよ。


紀永はああ言ってくれたけど、ぁたしの方の気持ちが収まらない。


他の男に好きにされていたぁたし…
記憶は曖昧だけど、何をされたかくらいは覚えている‥‥ただ、紀永達には覚えているとは言って無い。


本当に曖昧だった、過ぎた快楽しか頭になく、他の事など考えられない程、ぁたしは薬と快楽に負けたんだ。


そんなぁたしが、今これを言って良いの?


ドラッグとは違っても薬は薬‥‥ぁたしが引っ掛かっているのはこれ、また薬の力を借りるのかって……


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ