この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第15章 憩いと1つの願い



それに前に一度紀永に拒否されている…
ピルを飲んでるからと言っても、紀永が頷く事は無かった。


薬と拒否する紀永…
相まってぁたしは言葉が出なくなってる‥同じ言葉をもう一度聞きたく無い、薬に頼りたく無い‥‥ぁたしの心の中の葛藤。


何度か機会はあったのに、全てぁたしが躊躇った‥本当にお願いして良いのかって…
ぁたしの唯一の願い、拒否されたらぁたしは暫くヘコむよ絶対。



「・・・・・美紀」


「・・っえ!?」


ぁたし久しぶりに!


考え過ぎて、紀永が側にまで来ていた事すら気付かなかった…
かなり直したのにね、この集中癖。


流石に躊躇いと困惑で、変に集中してしまった‥‥らしい。



「何を考えていたんだい?
いや、違うね…
日本に戻って来てからずっと、何を考えているんだい??」


紀永‥気が付いて‥‥



「私は・・・」


「ん?」


拒否されたって良い、薬を使った事も…
ずっと紀永に気付かれていたんだもの‥‥勇気を‥出そうぁたし!



「私‥‥
紀永‥お願い1つ聞いてくれる‥‥かな?」


「留学する前に言ったやつかい?
日本に戻って来たら・・
どんな願いなんだい美紀??」


「・・・あっ‥」


こんな時に、上手く言葉が出て来ない…
頑張れっ‥ぁたし!!



「私の‥願いは‥‥
紀永を直で感じたいの‥
一度だけで良い、二度もこんな我が儘言わないから…
一度だけで良い、ゴムの隔たりの無い紀永をそのまま感じたい‥‥それが私の願い・・・」


一度口に出したら堰を切ったように…
でも、これがぁたしの本当の思い、そして願い。



「・・・
だからオリバー・スミスに薬を‥ピルを頼んだ」


「えっ!?
紀永・・知って・・・」


嘘・・
全て知っていたなんて・・・


/466ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ