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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第15章 憩いと1つの願い



「んっっ! はぁぁ‥‥」


「はぁ・・・
待ったは無しだよ…
止まれない‥‥何処までも美紀を責めそうだ」


「・・・
紀永の‥好きにして良いから・・」


美紀の方が私の首にしがみ付いて来て、私は美紀を軽々と抱き上げる。


向かうのは奥のベッドルーム…
ゆったりとした空間が良いと思い、キングサイズのベッド、そこに優しく美紀を下ろし、そのまま私も美紀に覆い被さっていく・・・・・








嘘・・嘘・・・!


紀永が頷いてくれるなんて、そしてそのままのぁたしが欲しいって…


そんな言葉を聞けるとは思わなかった、絶対拒否されていると思っていたから。


ベッドに下ろされ、またキスされたと思ったら、紀永の手で性急にぁたしの服は脱がされてしまう・・



「紀永・・ぁあ・・・」


脱がされ素肌の上を紀永の唇がさ迷う…
首筋に鎖骨に胸の谷間に‥‥これだけで気持ち良い、ぁたしの心が高鳴っているから?



「んっっ!」


「もうこんなに硬くして…」


感じ立ち上がった乳首に紀永の唇が…
舌で舐められ転がされ、時々甘噛みまでされたら、ゾクッとした快感が身体を走る。



「はぁ‥‥ぁぁ‥‥‥」


「これだけで溜まらないという顔をする…
胸に痕を付けて良い?」


「うん・・・」


チクッとした痛みと共に出来る、薄紅のキスマーク…
1ヶ所じゃ足りなかったみたい、目立たない場所に後数ヶ所、胸に咲く情事の薄花。



「・・私だけのもの…
こんなのも良いね」


「だって‥私は紀永のものだから・・・」


「嬉しい事を言ってくれるね美紀は…
私も美紀のものだ、他の女性など目にも入らない‥‥美紀ただ1人だけを愛しているよ」


「うん‥
私も紀永を愛してる」


こうして肌を重ねれば、素直な言葉が簡単に出るのにね。


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