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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才



リチャード博士には悪いとは思う、でもぁたし取っては紀永との約束の方が大切な事。


だから、落ちたらスパッと諦めて日本に戻るつもり‥落ちる気は無いけど。



「・・合格率9%
でも、自信は付いたかも…」


飛び級合格で、自信は付いたと思う…
試しだけど受けて良かった、こうして飛び級も獲得出来たんだから。



「次は本当にMITだ」


期待を胸に、ぁたしはハーバード大学を後にする、次の目標MITに向かって・・・







予想通り、SATtestは超難問ばかり…


予想通りだよ?
予想外とは言って無い、4ヶ月弱のハーバード生活で、どれだけ大変か身に染みたから、少し難易度の高い問題を中心に勉強していた。


エッセイも経済学中心で提出、後はこのSATtestの結果を祈るのみ。


出来る事は全てやった、ぁたしの実力が、他の留学生候補に勝てるかどうかが運命の分かれ道。


この数年、日本から新規で合格者は居ない…
それだけ、他の国の教育水準が上がっているって証。


今の日本は緩いから、世界的で見ると、遅れを取ってしまうのは確か。



合格発表までは何も無い、リチャード博士とハーバード大学には、MIT志望とちゃんと言っているから。



"・・カチッ・・"


久々に部屋のパソコンを立ち上げ、メモリーをセット。



「何ヶ月振りだろう?」


見てるのは、あのプログラム…
今弄る気は無いのだけど、見てるだけで何となく落ち着ける。


多分‥ベースは紀永が作った物だから……



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