この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才
リチャード博士には悪いとは思う、でもぁたし取っては紀永との約束の方が大切な事。
だから、落ちたらスパッと諦めて日本に戻るつもり‥落ちる気は無いけど。
「・・合格率9%
でも、自信は付いたかも…」
飛び級合格で、自信は付いたと思う…
試しだけど受けて良かった、こうして飛び級も獲得出来たんだから。
「次は本当にMITだ」
期待を胸に、ぁたしはハーバード大学を後にする、次の目標MITに向かって・・・
予想通り、SATtestは超難問ばかり…
予想通りだよ?
予想外とは言って無い、4ヶ月弱のハーバード生活で、どれだけ大変か身に染みたから、少し難易度の高い問題を中心に勉強していた。
エッセイも経済学中心で提出、後はこのSATtestの結果を祈るのみ。
出来る事は全てやった、ぁたしの実力が、他の留学生候補に勝てるかどうかが運命の分かれ道。
この数年、日本から新規で合格者は居ない…
それだけ、他の国の教育水準が上がっているって証。
今の日本は緩いから、世界的で見ると、遅れを取ってしまうのは確か。
合格発表までは何も無い、リチャード博士とハーバード大学には、MIT志望とちゃんと言っているから。
"・・カチッ・・"
久々に部屋のパソコンを立ち上げ、メモリーをセット。
「何ヶ月振りだろう?」
見てるのは、あのプログラム…
今弄る気は無いのだけど、見てるだけで何となく落ち着ける。
多分‥ベースは紀永が作った物だから……
・