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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第4章 MITの秀才
ずっと‥ずっと合格者リストを追って……
"MIKI SAOTOME"
あった・・・
ぁたしの名前・・
「合格・・したぁ・・」
9%の難関を見事クリアー!!
嬉し過ぎて力が抜けそう、とうとう念願のMIT合格・・
2年近く描いていた夢、MITに進む事‥漸く夢が叶った。
「・・ゆーさん?」
『みっきーどうだった?』
「・・・合格・・」
『本当!?
おめでとう、みっきー!』
「うん、ありがとう、ゆーさん」
ゆーさんも今日の事心配していたから、一番に連絡した。
また何か作ってくれるのかな??
「MITには合格出来た、次は本格的に飛び級に向けて動かなくちゃ」
ぁたしの目的は合格だけじゃないんだ…
飛び級で少しでも早く社会に出たい、それが一番の目的。
ハーバードで分かった、MITも飛び級は至難の技だって、でも諦める気なんて無い、絶対に飛び級してやるんだから・・・
10月に入り、ぁたしは正式にMITに入学。
MITって、1年目は選択科目が無い…
その代わりVPOPって研究プログラムがあって、学生が任意で、今やっている研究に参加する制度がある。
要するに1年で進路方向を決めろって事…
でも、ぁたしはそんなの待っている気なんて無い。
VPOPはコンピューター学の研究を選択、その傍らで、2年の経済学と飛び級testにトライ。
落ちたって何度だってトライしてやる、testの他に交渉という選択肢もあるが、これは国内の学生向き。
留学生のぁたしにはtestしか道は無い、実力を示せって事よ。
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