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禁断背徳の鎖2・約束の砂浜-
第5章 困った(?)私生活
「1人暮らし?
ま‥まあ、色々あったみたいだもんね、みっきーには…」
「そうだね…
ゆーさんは何となく知ってるよね、屋敷に来た時から、ずっと見てるから……」
まだ、頬の腫れも引いていない時に、ゆーさんに会った…
あの状態じゃ、何があったかなんて直ぐバレるよ。
「私は直接的な事は、何も聞かされてはいないわ、ただ急に呼ばれて会長の私室に行ったら、みっきーが居たのよ…
その後、みっきーに適した料理をって‥何があったのか聞いちゃ不味いんでしょう?」
「・・・まぁ・・・」
あの話はしたくない…
完全に知っているのは、紀永と遠藤さんだけだって……
幾ら仲良くしていても、話せない事だってあると思う。
ぁたしの過去の過ちだから・・・
「ごめん、せっかくのご飯中だったのにね…
みっきーが言いたく無いなら聞かないから」
「・・うん・・・」
そう言ってくれる、ゆーさんがありがたい…
やっぱり年上女性だわ、余計なところには、一切首を突っ込んで来ないもの。
こう気楽に話しているけど、ゆーさんって倉原母と同じくらいの年齢…
独身で自立してるから、そうは見えないよ?
自立している女性って、やっぱ強いなぁって思う、ぁたしもこうなりたいもん。
「ごちそうさまー
私、もう少しパソコン弄ってから寝るから」
「お粗末さま…
って、溜まってる郵便物見てよーみっきー!」
「はぁーい…」
そういえば、サイドボードに郵便物があったような??
プログラムに夢中で、すっかり忘れていたわ…
本当、ぁたしって夢中になったら、周り見えてないんだから‥ああ失敗。
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