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義兄棒
第3章 弟嫁
浩哉がゆっくりと浴室へ近づいていくと、動物の鳴き声のような音が
徐々に大きく聞こえてくる。

子犬が小さくなくような音。

シャワーの水音に混じるその音は近づくにつれてその正体を
浩哉に伝えて来た。

女の喘ぎ声だ。

浩哉は確信した。

脱衣所のドアに近づき、中の様子を伺ってみる。

知らないうちに弟が帰って来て風呂場で夫婦の営みをはじめたのではないか?
そう思うほどあられもない嬌声である。

しかし、弟の圭太はまだ帰って来ているはずはなかった。

この家の構造上、リビングを通らずに浴室に向かうことはできなかったし、
律儀で真面目な性格の圭太が帰省したその日に自分に一言もなしに風呂に入るなどあり得ない。

そうなると、今聞こえてくるこの声はなんだろう?

結論は一つであった。

オナニーしてやがる。浩哉は半ば驚きながらそう思った。

女がどのくらいの割合でオナニーをするのかは知らないが、美紗子はオナニーをするうな
タイプには見えなかったからだ。

しかも、義理の兄である自分が同じ屋根の下にいるという状況でそのような卑猥な行為に
及ぶとは…。

美紗子に妄想のタネを仕込んだのは自分の仕掛けたイタズラだとは考えず浩哉は半ば呆れるような
思いで浴室内を想像する。

全裸の美紗子がその豊かな乳房に指を這わせ、揉みしだく。

肌に流れる水滴が玉となって滑り落ち、淫靡な茂みを慈雨のように濡らす。

その奥にある肉襞の間に美紗子は指を挿入し、自らの肉穴を穿る。

美しい顔はピンクに彩られ、とてつもなく卑猥なことだろう。

見たい。

酔いも手伝ったのか、強烈に性欲が築き上げて来た。

すでに痛いほど勃起している。

そういえば仕事が忙しくしばらく女にも触れていなかったし、自分でもしていなかった。

そっと脱衣所のドアを開く。

目だけを覗かせてみるが、奥まではよく見えなかった。

しかし、声のボリュームは格段に上がり、より淫靡に浩哉の耳を撫でていく。

相当な乱れっぷりだ。

明らかに我を忘れた痴態である。

そのことが浩哉をさらに大胆にさせた。

体をドアの内側に入れ、ドアを閉じる。

そうすることでようやく浴室のドアが目に入った。

磨りガラスの向こうには浩哉が想像したようなシルエットは見えない。

しかし、浴室からは燃え立つようなエロスが漏れ出し、浩哉を包み込んだ。

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