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崩れ堕ちた華
第3章 冷たい目
頬を押さえながら、リビングに行って、朝御飯を食べて、学校に行った…。

その日は、1日中、授業に集中出来なかった。

「どうかした?」

お友達の愛ちゃんが心配してくれたけど、言えるような事じゃなかった。

「ううん。なんでもない。」

家に帰ると、もうママは居なかった。おじさんも…

「ちょっと、楽か…あっ…」

壁にかけてあった私の大切なワンピース。亡くなったパパが、誕生日に買ってくれた。

「ママだ…」

ハサミで切り刻まれていた…

ゴクッ…

「そうだよね…ズッ…私が悪いんだもんね…ズッ…パパ…ごめんね…」

そのワンピースを見つからないようにタンスの奥に隠した。

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