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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第17章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(17)
俺は建物の裏に来て驚いた。
正面から見た時もコテージにしては大きな建物だなと思っていたのが、裏から見たらさらに凄い。
裏には大きな庭もあって、しかもプールまで付いている。
学生が泊まるにしてはどう考えても豪華過ぎる。
牧原の事は高校が同じだからある程度知っているが、もしかして篠田か坂本のどちらかが金持ちなのかもしれない。
部屋もいくつかあるみたいだし、こんな大きな建物を3人で貸し切っているのか。
俺達がいたコテージとは大違いだ。
裏には小さな窓や大きな窓がいくつかあって、その窓から部屋の明かりが漏れていた。
どうやらカーテンもせず、窓も風を通すために開けているみたいだ。裏に来たら牧原達と亜紀の声がさらにはっきり聞こえるようになった。
今、俺のすぐ近くにその内の1つの窓がある。おそらくその向こうに亜紀達はいるだろう。
「私は無理ですよぉ、だって私着てるのこれ一枚だけだし……」
「その中は下着だけ?」
「はい……。」
「でもぶっちゃけ下着も水着もそんな変わらないでしょ?」
「ん~でもさすがにそれは……」
亜紀と、これは篠田の声か。
何してるんだよ、いったい。
亜紀達の会話の内容を気にしつつ、俺は体勢を低くして音を立てないように窓へ近づき、こっそりと部屋の中を覗いた。