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【寝取られ】喰われる彼女 亜紀
第25章 【寝取られ】喰われる彼女 亜紀(25)

「じゃあさ、亜紀ちゃんもっと遊んでいくでしょ?まだそんなに遅い時間じゃないし。」


「そうですね、折角だからもうちょっと居ようかな。」


「ていうか今日はもうオールでしょ?朝まで楽しもうよ。」


「え~朝までですか?」


「だって折角南の島に来たんだから。夜は長いよぉ。」


「そうそう、睡眠なんてさ、帰ってからいくらでも取れば良いんだから。」


「うーん……確かに、そうですよね。」


「亜紀ちゃん頑張ってバイトでお金貯めて来たんでしょ?じゃあその分はしっかり楽しまなきゃ。こんな事言うのもなんだけど、彼氏の看病に時間使っちゃ勿体無いよ。」


牧原達が言ってる事が正論なのが悔しい。

看病なんかに時間を使いたくない。亜紀はそれを決して自ら人前で口にするような事はしないけれど、本音はそうなのだと思う。
それを牧原達が代わり言ってくれた事で、亜紀はきっと気が楽になったのだろう。

 そうだよね、私はこの旅行を楽しんでもいいんだよね と。

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