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淫らな方程式
第2章 密航者ナタリー
それから3人は、ナタリーを救いたい一心であらゆる可能性を探った。
まずアレックスは無線で地球の宇宙局と連絡をとってみた。
しかし管制官の話によると、向こう数週間は地球から宇宙船が打ち上げられる予定はないらしい。
アレックスは続いてエロスの母船である惑星間連絡船の船長とも無線で会話したが、ここでも落胆を味わった。
船長によると母船が引き返してエロスを拾うことは不可能ということだった。
なぜなら母船はこれから別の惑星を幾つも回って任務をこなすため、引き返して時間をロスすると多くの星に回復不能な被害が出てしまうという。
船長から「だからこそ今回のパイパンの緊急事態につき、我々の代わりにエロスを派遣したんだ。」と言われると、アレックスは何も言えなかった。
まずアレックスは無線で地球の宇宙局と連絡をとってみた。
しかし管制官の話によると、向こう数週間は地球から宇宙船が打ち上げられる予定はないらしい。
アレックスは続いてエロスの母船である惑星間連絡船の船長とも無線で会話したが、ここでも落胆を味わった。
船長によると母船が引き返してエロスを拾うことは不可能ということだった。
なぜなら母船はこれから別の惑星を幾つも回って任務をこなすため、引き返して時間をロスすると多くの星に回復不能な被害が出てしまうという。
船長から「だからこそ今回のパイパンの緊急事態につき、我々の代わりにエロスを派遣したんだ。」と言われると、アレックスは何も言えなかった。