この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
資料室の恋人
第2章 C棟とエッフェル塔

「日和!いつまで寝てんのー!」

リビングから響く声で目を覚ました日和は、ゆっくり体を起こす。時刻は11時を少し過ぎたところだ。
伸びをして、ベッドから出た。

「日和、おそよう」

着替えてリビングへ降りると、お母さんがかけていた掃除機を止めて言った。

「金曜日は3限からだって、いつも言ってるのにー」
「だからってこんな時間まで寝てんじゃないの。ご飯食べてく?」
「いいや、着いたらお昼だし。学食で食べる」

はいはいと言うと、お母さんは思い出したように言った。

「あ、今日も帰り遅いの?」
「うん、遅くなるかなー」
「なぁ~に~?金曜日はいつも帰り遅いのねぇ。男の子とお勉強でもしてんの〜お?」

お母さんが意地悪く笑った。





/117ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ