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短編集!クリスマス!クリスマス
第2章 堕散る
皆が女とタワーの乗ったテーブルを囲み、シャンパンが注がれ、乾杯の時が来るのを待っていた。

次に店内に運ばれたのは、低いテーブル。

そこには、今月罰ゲームを受けるべき、売上最下位のホステスが乗っていた。

彼女にはドレスはない。
ボトルフォルダーを模した透明なプラスチックボートがサイドに立て掛けられていたが、
裸のまま四つん這いで頭をテーブルに付けた姿で現れた。

店の罰ゲームは大抵が裸に近い状態を晒すことが決まっていて、それを間近で見る為には、チップを乗せることになっている。

プラスチックのボトルフォルダーには、ちゃっかりマネーポケットが設えられており、好色な客たちが好きな紙幣をそこに入れ、テーブルを囲むように立ちはだかった。

そこに入れられたチップは、ホステスの今月の売上と換算され、その半分は実際にホステスの手当てとなる。

そうでなくても、どのホステスもいい女、いい体を持ち、仕事熱心なのだが、この罰ゲームをこなすことで、翌月も最下位になることは免れるのだ。

こうして、二つのテーブルを囲む客たちはイブの乾杯のセレモニーがどんな余興であるかを楽しみにしていた。

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