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短編集!クリスマス!クリスマス
第2章 堕散る
「ほな、今月の罰ゲームも披露するでぇ、乾杯の合図は人間シャンパンボトルや。」

おやっさんがダミ声で、ハルトに奪われた視線を取り戻す。

「お前が乾杯のタイミングをフライングしたら、チップも売上加算も半額や。
来月も最下位なるかもしれんのぉ。
まぁそうならんよう気張りぃや。」

ピシャーン…

最下位ホステスの尻を叩き、赤い手形を付けた。

ヒィィィィ…

ホステスが鳴く声が響く。

「せや、トナカイでも来たかのぅ?トナカイは馬のように鳴くんやろか?」

客たちがどっと笑う。

おやっさんは静かにシャンパンのコルクを抜き、親指で栓をして、ボトルを振り回した。

客たちは何が起こるのか期待してタワーから人間シャンパンに視線が集まる。

さんざん振り回したボトルをぐるぐると回し、最下位ホステスの尻穴に瓶の口をあてがった。

ボトルの中で黄金色の渦が起こり、一気に女の体内に呑み込まれていった。

うほぉ…

一番乗りでシャンパン飲みやがって…

客たちが好き勝手に騒ぎながら女の尻を見届ける。

いやぁあああ…ブクブクするぅ…

聞かされていないホステスは、突然の刺激に叫んだ。
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