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隠しごと
第4章 遠淫

今ちょっとドキッとしたなんて絶対言わない。
無駄に雰囲気出すみたいに言われて、心臓のあたりがキュンってなったなんて。

『はよ俺の玩具で遊べんかなー』

バカ野郎。
心底つまらなさそうにため息をはくソレがとてもリアルで、さっきまでの俺をキーボードで殴り付けて埋めたくなった。

「俺は玩具じゃないッ」

『あれ?あんだけされといてまだ自分のこと分かってへんの?』

マイクからの薄ら笑いが腹立たしくて、疲れた頭がもう相手にしないように警告をならす。
手元に置いたお茶をまた飲んで、ただひたすら通話画面を睨み付けた。

「用事がないなら切る」

『そんなら認めるんやな。自分が女の子みたいに、アンアン鳴いてまう体やって』

なんだこれは。
アレか、「ハァハァ奥さん今日のパンティ何色」的なアレか。

「俺はアンアンなんて言ってない!感じてもない!ふざけんなッ」


この時、強引にでも切ればよかったんだ。





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