この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠しごと
第4章 遠淫

その言葉に煽られて、指先の動きはエスカレートしてゆく。アイツにされたように、強弱をつけてそこを弄ると、今まで以上に体が熱くなる。

「ンぁ、ハァ……ッ、こんな……恥ずかし…ッ」

ぴくぴくと体を震わせて、マイクに向かってそう言うとアイツは薄ら笑った。
じわじわとせりあがる痺れを感じ、腰が動き始める。
椅子に腰掛けたままのため、反応を見せ始めた自分自身が窮屈になってきた。
でも勝手に触っていいものか、もどかしさが、じわりと俺を煽ってゆく。

『もう、先っぽ濡れてきたんちゃうの?まだ脱がさへんけど。』

電話越しだというのに、まるで全てを見透かすような言葉が。
背筋がぞくり、とするのを感じる。
言葉には出来ない何かが、俺を狂わせてゆく。

嫌だ

イヤだ

「右京……下…下ろさせて」

『まだや。そんなんも我慢できへんの?勝手に下ろしたら、今日1日触らせてやらんで。』

「だっ、て…アンッ、」

『ほら、もっとグリグリし。気持ちええやろ?指の腹で回したりつついたりしてみ』

マイク越しに、聞こえる指示の声。まるでアイツに触られているみたいに、俺の体はあの日みたいにいやらしく反応する。

「…お前、は?」

『あん?』

俺はこんなにも恥ずかしい声を出しているというのに。一人だけ余裕ぶちかましやがって。



/47ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ