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サキュバスちゃんの純情《長編》
第5章 恋よ来い

「っ!? 翔吾、ダメ!」
「キスマークつけるだけだよ」
「だから、それが――」
ダメだって言っているのに。
翔吾くんは首筋を強く強く痛いくらい吸って、十数秒後にようやく唇を離した。そして、出来ばえを見て満足そうに頷いた。
「十日は消えないよ、これ」
「ばかっ!!」
「だって、しばらく会えないのに、あかりが他の男に会うって言うから」
「言ってな」
むりやり唇を塞がれて、今度は翔吾くんの舌が私の口内を蹂躙する。痛いくらいに舌を吸い上げて、深く深く腰を押し付けてくる。
呼吸まで奪われるような、乱暴なキス。手足を使って離れようともがけばもがくほど、強く捕らえられ、繋がりが強固なものになっていく。
そして、体が高められていく。
「んっ、ふ、ん、う」
泡が生じるほどの激しい交わり。淫らで粘着質な音と甘い声、汗と卑猥な匂いがお互いの熱を煽る。
「あかり、も、無理」
「来て。わた、しも、イッ――」
先に絶頂に達したのが私。膣壁が翔吾くんの肉棒を強く締め上げた瞬間に、彼も昇り詰めて、中で一気に射精した。

