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サキュバスちゃんの純情《長編》
第6章 花火と火花
「っあ」
ビクリと震えた体に、健吾くんが「気持ちいいんだ?」と聞いてくる。うん、と頷くと、健吾くんは嬉しそうに笑う。
「嬉しい。他は、どうすればいいんだ?」
「服、脱ぎたい。裸になろ?」
「脱がせていい?」
起き上がり、バンザイをしてTシャツを脱がせ合う。ショーツは腰を浮かせて脱がせやすいようにした。
健吾くんは私の裸を見て真っ赤になっている。グラビアやDVDなんかで見たことあるでしょうに。そんなウブな反応をされたら、私が恥ずかしいでしょうが。
トランクスを脱がせるついでに、先走りでヌルヌルになった鈴口に舌を這わせ、亀頭を舐ると、健吾くんが悲鳴を上げた。
「やっ、ダメ、あかりさっ」
「舐めただけじゃん」
真っ赤になって悶えている健吾くんがかわいい。これはいい記録が期待できそうです。
「あかりさん、触っていい?」
「ん、いいよ」
健吾くんの手を取って、秘所に導く。中指が恐る恐る花弁に触れる。
「……濡れてる?」
「たぶん」
中指がゆっくり割れ目を移動する。膣口は見つけたらしく、「ここに挿入る、んだよな?」と聞いてくる。つぷりと少しだけ指を挿れて、すぐに指を引く。
そのときに指が偶然肉芽を擦り、私の体がビクリと震えた。