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サキュバスちゃんの純情《長編》
第6章 花火と火花
ぐ、と中指を押し込んで、膣壁を擦り、具合を確かめている。
健吾くんは探検家気取りで「へぇ、ここ硬い」「あ、ここザラザラしてる」といちいち驚いている。
私はたまにビクと体を揺らしながら、いろいろ、耐えている。
笑いも気持ち良さも、今は耐えておこう。
「濡れてる、ってことは、大丈夫、ってことなんだよな?」
「うん。挿れても大丈夫。やめる?」
「やめない」
即答だ。私はスマートフォンに手を伸ばす。
「え、じゃあ、ゴム……」
「つけなくていいよ」
「いや、でも」
「妊娠しないって、言ったでしょ? 忘れた?」
確か、初めて会ったときに伝えたはずだ。健吾くんは思い出したのか、頷く。
「あ、そうか……でも、病気とか」
「持ってないから、安心して。ちゃんと検査もしてるから」
「えっ、じゃあ……生で……中出し?」