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サキュバスちゃんの純情《長編》
第6章 花火と火花
ストップウォッチを起動して、そばにおく。
そして、顔を真っ赤にしている健吾くんを引き倒して、太腿のあたりで馬乗りになる。
視界が反転して、健吾くんは「え?」と何が起きるのかわかっていないみたいだ。
「あかりさん?」
「んー、肌、白いね」
「あかりさんも、綺麗だ」
触ると糸を引くほどの先走りで濡れた亀頭を、ゆっくり指で愛撫して、竿の部分まで指を滑らせる。
硬く、雄々しく屹立した肉棒が、大変美味しそうに見える。
「健吾くん」
「は、はい」
「ちから、抜いててね」
肉棒に手を添えて、私の膣口に押し当てる。愛液とカウパー腺液が混ざるよう花弁で亀頭をいじめると、健吾くんがたまらず声を上げる。
「あ、あかり、さ、っ!」
「ん、気持ちいいね」
「っ、や、ダメ……!」
「はいはい。しょうがないなぁ」
ここで暴発して出されても二人とも困るだけだから、健吾くんにキスをして、笑う。
「じゃあ、健吾くん」
「はいっ」
「童貞、いただきます」
「お願い、します……っ」
期待に満ちた視線を私に向けたあと、健吾くんはぎゅっと目を閉じた。