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サキュバスちゃんの純情《長編》
第6章 花火と火花
しとどに濡れた膣口が亀頭を飲み込む。肉棒が膣壁を割って挿入ってくる。
腰をゆっくりゆっくり落としながら、その圧迫感を楽しむ。
眉間にシワを寄せて、健吾くんは快感に耐えている。時折、小さく甘い声を漏らすけれど、耐えるだけで精一杯のようだ。
「っ、あかり、さ……あっ」
「根元まで、挿入ったよ」
「奥、に?」
「うん、当たってる。わかる?」
ぐいと腰を深く揺らすと、亀頭が子宮口に当たっている感触がある。健吾くんは慌てて私の腰をつかんで止めようとする。
「だ、ダメ! 我慢できなくなるっ!」
「いいよ。初めてだから、我慢しなくても」
白い肌に吸い付いて、キスマークを残す。舌を出してキスを誘うと、健吾くんはそっと上体を起こして唇を重ねてくる。
「繋がってるの、見える?」
「見える……エロい」
「今から動くけど、イキたくなったら我慢しなくていいからね」
素直に頷いて、健吾くんは私を見つめた。
さて、と。スマートフォンに手をかけ、健吾くんを見下ろす。
さぁ、どこまで、耐えられるかな?
画面をタップして、私は腰を浮かせた。