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サキュバスちゃんの純情《長編》
第1章 情事と事情

「……妬いてる?」
「もちろん。あかりの相手が俺だけならいいのに」
いじらしい。かわいいじゃないの。
意地悪な笑みを浮かべて、ぐ、と腰を沈めていく。ビクリと腰を震わせながら、翔吾くんは荒く喘ぐ。たまに腰を引いて様子を見ながら、翔吾くんを奥へ奥へと導いていく。
「っ、は」
膣内に満たされた彼の熱は、とても気持ちが良い。ぐ、と根元まで飲み込んで、息を吐き出す。
一度そこで翔吾くんとキスをして、子宮口に亀頭を押し当てるように腰を深く動かす。くぐもった声が、翔吾くんから漏れ出る。
「……奥、ダメ。気持ち良くてすぐ出そう」
「いいよ、出しても」
「やだ。もう少し、あかりの中を楽しみたい」
私が動いたら、そんなこと、言っていられなくなるのに。
ふふ、と笑って、翔吾くんを見下ろす。恍惚とした表情で私を見上げてくる翔吾くんがかわいすぎるので、その両手をベッドに押し付ける。これで、逃げられない。
「じゃあ、耐えてね」
ズルリと膣口近くまで肉棒を引き抜いて、翔吾くんが切なく喘ぎ声を漏らしたところで、ぐいと奥へと肉棒を迎え入れる。ショーツの端が擦れるけど、気にしない。一度交わった体液は潤滑油となって、深く繋がるための手助けをしてくれる。
「あっ、あかりっ」
「ダメ、まだイカないで」
「そん、なっ、あっ」
深く深く腰を動かしながら、翔吾くんの限界を見極める。せっかくなら、量は欲しい。たくさん出してほしい。
鎖骨に噛み付いて、強く吸って痕を残す。いくつキスマークを残したか、わからない。
乳首を舐めると、翔吾くんの腰が逃げる。ぐりぐりと舌で強くいじめると、翔吾くんはひときわ大きく声を上げた。

