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サキュバスちゃんの純情《長編》
第6章 花火と火花
「好きなのか」
納得して、健吾くんは執拗に腫れた芽に舌を往復させる。
そして、つぷりと中指を蜜口へと侵入させて、膣壁を擦り始める。
先日の、翔吾くんの「三十分の拷問」が思い出されて、それだけで体が熱くなる。あれは気持ち良かったけど、しんどかった。まさに拷問だった。
「あ、っんん」
「もっと声聞かせてよ、あかりさん」
「あっ、やだ!」
抱いていたクッションが奪われてしまい、見ないようにしていた健吾くんとばっちり視線がかち合ってしまう。
唇の周りが唾液か愛液かで濡れ、うっとりとした表情の健吾くんは、私を見つめたまま、私の反応を楽しみながら、舌と指を動かしていく。
「んっ、ふ、ん」
「あかりさん、気持ちいい?」
「きもち、いっ」
「良かった」
拙くても、ポイントがズレていても、それが焦れったくて仕方がない。熱心な愛撫は徐々に私の熱を上げていく。
左手がスルリと胸の頂きをかすめるように撫でていく。思わぬ刺激に、また腰が揺れる。
健吾くんは手のひらで突起をコロコロと転がし、時折指で摘んで捏ねたりして、私の体が跳ねるのを楽しんでいる。
「あかりさんの、美味しい」
「おいしく、なっ」
「美味しいよ。もっとちょうだい」
「ひあっ!」
ズブリと指が増やされ、膣内を犯していく。トロリ溢れ出た蜜は、丁寧に舐め取られて、健吾くんの喉を通っていく。
「あかりさん、中がヒクヒクしてる。気持ちいいんだ? イキそう?」
「ん、イキ、そ……あぁっ」
「嬉しい。そっか、イキたい?」
「ん、あっ、やっ、そこ……!」
中指が一瞬いいところを押した。でも、それは一瞬ではなく「何度も」に変わる。
健吾くんはかなり優秀な探検家なのか、私の気持ちいいところをしっかり覚え、執拗に突いてくる。