この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サキュバスちゃんの純情《長編》
第7章 傷にキス
「っ、ん」
「乳首、弱いよね、あかりちゃん。ちょっと刺激するだけですぐ濡れてくる」
ケントくんの両手が胸を揉み、頂きを摘む。くりくりと捏ねられると、確かに下腹部が疼く。
「締めないで、あかりちゃん。また出るよ」
「やだ……っ!」
「そんなに出して欲しいの? しょうがないなぁ」
ぐるり、視界が回転した。目の前には枕。そして、手錠に繋がれた両手。中に、ケントくんは挿入ったままだ。
「バックもいいよね。犯してるって感じで」
「やだ……イヤだっ!」
「拒まないで、あかりちゃん」
腰を少し上げさせられる。角度が変わり、ぐちゅと音が鳴る。
愛液じゃない。たぶん、本当に、精液だ。
「も、やだ……っ!」
「いっぱい注いであげる。あかりちゃんの中を、僕で満たしてあげるよ」
「やめて、ケントくん!」
「やめない。孕むまで、ずっと出してあげる」
なんで? どうして?
深く挿れられていた肉棒が一気に引き抜かれ、再度突き立てられ、奥深くに到達する。
深く強い抽挿の、全身が粟立つほどの気持ち良さに、ただ甘い声が漏れる。