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サキュバスちゃんの純情《長編》
第10章 黒白な告白

「……佐々木良子さん?」
「あれ、あかり、リョーコちゃんの知り合い? 良い子、と書いてヨシコちゃん。源氏名はリョーコちゃん」

 知り合いも何も、職場の先輩です。
 佐々木先輩……結婚相手って、相馬さんなんですね。
 確かに彼はちょっと変わっていますけど、コミュニケーション能力は高いし、行動力も洞察力もあるし、悪い人ではないですよ。信頼はできる人です。……だいぶ巨根ですが。
 これは、もう、例の「抗いようのない運命」だということですよね?

「全力で応援するから、佐々木先輩を幸せにしてあげて、相馬さん!」
「え、よくわかんないけど、わかった、任せておいて!」

 笑顔で言い切る相馬さんになら、佐々木先輩は任せられる気がする。任せていい、気がする。

「いやぁ、リョーコちゃんちの実家なら、いろいろイイ感じのパーツを作れそうで、今の会社の部品も作れるかなーとか、夢が広がっちゃってさぁ。社長と話して円満退社だよ」

 ……任せていいんだよね?

「事業拡大はできそうだから、俺頑張ってみるよ。新しい玩具に期待してて!」

 えーと、佐々木先輩、いろいろと、その、頑張ってください。
 私は、応援していますので!

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