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サキュバスちゃんの純情《長編》
第10章 黒白な告白
「ここで?」
「ん。もう我慢できない。あかりちゃん、すごい匂い。クラクラする」
「知ら、な……っ、ふ」
ストッキングを太腿までずり下げ、ケントくんは躊躇することなくショーツの中に指を入れる。そして、滴り落ちるほどに蜜に濡れた膣口に中指を侵入させる。
「んんんっ!」
「すごい濡れてる。あかりちゃん、わかる?」
ぐちゅぐちゅと響く音をわざと立てて、ケントくんは私の中を指で犯す。私の好きなところを的確に突いてくる指が、甘い痺れを誘発する。
指だけじゃ我慢できない。もっと太くて硬いものを――ちょうだい。
「あかりちゃんも欲しい?」
ハーフパンツの上から硬く反り立った肉棒を撫でると、ケントくんの甘い声。その誘惑に抗えるわけがない。パンパンになったものを布の上から優しく扱きながら、直に触りたいと願う。
「……欲しい」
「僕も」
くるりと体を反転させて、壁に手をつく。ショーツがずり下げられると同時に、熱を持った肉杭が膣口に宛てがわれ、一気に隘路を割った。
「ああっ!」
軽く達してしまったのは、不可抗力だ。奥深くまで貫かれ、待ちに待った刺激に、体が歓喜した。
「あかりちゃん、締めないで」
「無理っ、だって、イッちゃ、あぁぁっ」
最初から激しく抽挿され、イッたばかりの膣内がさらにケントくんの肉棒を締め上げる。蜜が溢れて仕方がない。
壁にすがりついて、快感を享受する。
早くも足が崩れ落ちそうだ。気持ち良すぎて立っていられない。