この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
サキュバスちゃんの純情《長編》
第10章 黒白な告白

「コレ使ったら、どうなるの?」

 ケントくんの手に握られていたのは、既に開封された――極太くん。黒光りする憎いやつ。相馬さんの置き土産だ。
 ……何で、ケントくんがそれを!?

「やだ! ちょっと、それは!」
「何であかりちゃんが持ってるの? コレ、精液出ないよ?」
「わかってるよ! それは貰い物だけど、処分しようと――んんんっ」

 取り上げようとしたけれど、リーチの差に愕然とする。ケントくんの指の先には全然届かない。うるさいとばかりにキスまでされて、私の腕が空を切る。

「ローション使わなくても挿入るよね? ローション使うと、愛液がうまく吸収できなくなるから苦手なんだよね」
「や、やだ、ダメ!」
「何が? バイブ使うのダメなの? そんなに僕のがいいの?」

 偽物と本物なら、本物のほうが好きだけど、今はそんなことを素直に答えている場合ではない。

「大丈夫。ぐずぐずに蕩けたところで、僕のを挿れてあげるから。たくさん濡らしてね」

 全然、大丈夫じゃない!
 左手で器用に私の腕を押さえつけて、悪魔は微笑んだ。

「じゃ、あかりちゃん、気持ち良くなろうか」

 冷たいシリコンの先端が蜜をすくうように割れ目を往復し、膣口に宛てがわれると同時に――電池のスイッチがオンになった。

/581ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ