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サキュバスちゃんの純情《長編》
第10章 黒白な告白
「っ、やんっ!」
「や、じゃないよね、これ」
「だっ、て、あぁっ」
ホックを外されていないブラから乳房を押し上げて、その赤く色づいた頂きを口に含みながら、湯川先生の指が割れ目を這う。
ショーツは取り払われ、ワンピースは中途半端に脱がされたまま、台所のマットの上で私は痴態を晒している。
「あかり、好きだよ。愛してる」
幾度となく降らされる愛の言葉が、私の体にさらに火を灯す。
愛してもいい、愛されてもいい、我慢しなくてもいい――こんな私でも、許されている。
「こんなにぐちょぐちょにして、どうしたの。濡れすぎ」
「や、言わな、っふ」
「……かわいい。久しぶりすぎてちょっと自制利かないかも」
ヌルと侵入してきた中指は、濡れそぼった膣内を往復し、その緩慢な動きがもっと太くて硬いものを想像させる。
「んっ、あっ、ん」
「あかり、このキスマークは誰につけられたの? もう一人のやつ?」
「ち、が……っ」
「あぁ、違うやつ? セフレ、今、何人いるの?」
舌先で突起をコロコロと転がされ、さらに蜜が溢れ出る。ワンピースが汚れたのは、もう仕方がないと諦めた。だって、気持ちいいんだもの。仕方がない。
でも、できることなら、その太くて熱いもので蜜口に蓋をしてほしい。さらに溢れてしまってもいいから、早く。
「彼、が、一人、セフレ、は、二人、っ」
「それ以上は増やさないように。約束、守れる?」
頷きながら、太腿を擦り合わせる。
欲しくて欲しくてたまらないのに、焦らされている。行き場のない欲望が、苦しい。つらい。もっと、もっと、欲しい。
先生は私の姿を見下ろしながら、ふっと目を細める。